読みかけ本のモチベーションメモ
◇『天皇はどこから来たか』【文庫】
◇『陽の国の神道』【ハードカバー】
- 作者: 長部日出雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1996/09
- メディア: 単行本
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- 作者: 奈良泰秀
- 出版社/メーカー: 三五館
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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最近、日本の皇室の極めて特殊な役割について、
もっと知るべきなんじゃないかと思うようになってきた。
中華文明やユダヤ・キリスト教圏などの<帝国>の支配が
日本に完全には及ばなかったのは、呪術的には日本皇室が、
唯一最古の帝室である以前に、
最古かつ最強の呪術の系譜だからだろう。
呪術と書くとなんだか禍々しく感じるけど、
世界のどの時代、どの地域の歴史を紐解いても、
ガバナンス(統治)の裏には常に呪術が存在してきた。
国際的に見ても最高の霊力・徳を持つ日本皇室や、
その中枢にあって神道の最高権威者でもある天皇について知ることは、
中国や朝鮮、欧米諸国との関係の中で日本のポジショニングを考える上で、
絶対不可欠な大前提のはず。
でも、自分をはじめ、今の若い世代の人は、
天皇なんてお飾りくらいにしか思っていないような気がする。
しかし一方で、
サッカーの国際試合で僕らが叫ぶ「日本」という言葉の実体は、
考えてみれば、日本皇室の誕生から続く一つの王朝に過ぎない。
つまり、皇室や天皇の価値否定は、日本の存在自体を否定する事に等しい。
民主党の影響力がじわりじわりと増してきている現況や、
国際的な情勢などいろいろ考えると、
この認識差異はなんとなくヤバイ気がする。
一刻も早く埋めるべし。
◇『ドリームボディ・ワーク』【ハードカバー】
◇『紛争の心理学』【新書】
- 作者: アーノルドミンデル,Arnold Mindell,高岡よし子,伊藤雄二郎
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 1994/07
- メディア: 単行本
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- 作者: アーノルドミンデル,永沢哲,Arnold Mindell,青木聡
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/09
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これは来月、
占星術研究家の鏡リュウジさんと臨床心理士の藤見幸雄さんの対談に参加するので、
そのためのお勉強。
藤見さんは、アーノルド・ミンデルの「プロセス・ワーク」を
日本にはじめて紹介した方。
ミンデルのプロセス指向心理学は非常に興味深いが、自分は特に、
「あらゆるレベルの人間関係の紛争や対立をどう解決するか?」
という問いの追求と絡めて知りたいと思う。
宗教的な価値観の対立を始めとした、
「対話の不成立および意見の不一致」を生み出す構造障害を正すことは、
構造整備の水瓶座時代において、最も本質的な問題だと思われるが、
この問題を考えるにあたって、心理占星術の観点だけでなく、
それ以外の観点について知ることは、
自分の中での占星術や占いをもっと開かれたものにするためにも必要なはず。
◇『ワークスペース改造計画』【大判】
- 作者: 岸本章弘,中西泰人,仲隆介,馬場正尊,みかんぐみ
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 2006/02/20
- メディア: 単行本
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様々なワークスペースやオフィスデザインのスケッチやアイデアが詰った本。
これは、単純にパラパラ開いて読んでるだけで、なんだか楽しい!
個人的には「働き方をデザインする」って聞くだけでワクワクします♪
占星術だと6室。
自分、木星・天王星の合が在室だからかな?!
帯にこうある。
「働く」ことへの既成概念を一度疑いながら、この本を眺めて欲しい。
かつては、なんとなくデスクに座っていることが働く風景だった。
しかし現代では、多様化する職種、流動化する組織や勤務形態、
コミュニケーションツールの進化、そして働くことの目的や意味の変化
等々の複合要因が、働き方を決定的に変化させている。
この本を読みたいと思う動機は、もしかしたら
「プロセス・ワーク」への関心とかぶるかもだけど、
調停者やファシリテーターなんつーのは、
本来すばらしい話し合いの場や会議室が一間あれば、
いなくてもいい存在だと思う。
あるいは逆に、
世界と社会、星と人間の調停者を目指さんとする占い師は、
すばらしいデザインの会議室となるべきだと思う。
と、そんないきり立った肩でさえ、
3分眺めるだけですっと力が抜ける本だ。
そんなゆるさがいい。