星座別・気になる人【火のエレメント篇】

占いの練習とネタのストックもかねて、
毎日最低ひとりは有名人のホロスコープを出してるんですが、
そうやって占っていると、世間の人気とか知名度とはあまり関係なく、
占星術的かつ個人的にすごく興味がわくor気になる人というのが、
必ず出てきます。


で、たまにそういう「気になる人たち」を、
太陽星座ごとに整理したりするんですが、
今回はその中から、火のエレメント*1の星座の面々をちょこっと紹介。




牡羊座(火、活動)

篠原ともえさん(ミュージシャン、デザイナー)
太陽牡羊座8度で、ジュノーと合、土星とインコンジャクト。
月も牡羊の牡羊人間。


往年のあのギャーギャー騒がしい感じが、
いかにも火!火!!な組み合わせでなんか納得。
しかし、あの篠原ともえも、なにげに今年で30なんですね。


でもよく見てみると、
太陽の度数的には非常に敏感な感受性の持ち主だし、
ジュノーとの組み合わせにはある種の臆病さと、
その裏返しとしての強い主張が見て取れる。
なにより、乙女座土星とインコンなので、
瞬発力で勝負するって言うよりは、
本来じっくり時間をかけて磨かれていく人なんです。


オオウっと思って公式サイト見てみたら、
記憶と比べて、だいぶ洗練されて大人キレイな感じになってるし・・・。
篠原ともえ公式サイト http://www.takeitag.co.jp/tomoe/


一般に、太陽に土星がからむと、後半生で実力を発揮すると言われてます。
という訳で、今後も彼女の活動には陰ながら注目していきたいです。




▼獅子座(火、不動)

若田光一さん(宇宙飛行士)
太陽獅子座8度に金星合、火星セクスタイル海王星スクエア。
ちなみに水星も獅子座で、月は射手座でやはり火の星座。


これまで宇宙飛行士ってなんとなく理知的なイメージがあったんですが、
この方の場合は、紛れもないファイヤー人間でした。笑


もともと、獅子座の5〜9度というのは、かなりやんちゃな場所で、
昔なら革命思想の危険人物、今でいう「不良」なんです。
そこに、海王星が不意にどでかいロマンを抱かせ、
火星がさらに熱を加え、その実現に駆り立てさせるという・・。
もうなんという生まれついてのロケットボーイか!
と、思わず唸ってしまうくらい。


太陽度数の一度前の獅子座7度のシンボルが「空の星」で、
これは超越的かつ普遍的な基準に焦点を合わせることを指し、
8度では逆に、直前で手に入れたその超越的な視点を、
今度は地上に持ち込もうとするわけ。
この構図なんか、まさに「宇宙からの帰還」だけど、
その本質にあるのは、
「常識をこなごなに破壊してやろう!」
っていう、結構ファンキーな衝動なんじゃないかな。。。


とか考えていたら、
勝手にすごい親近感湧いてきました(笑
がんがれ若田さん、目にモノ見せてくれっ!!



▼射手座(火、変化)

椎名林檎さん(歌手)
太陽射手座2度、月セクスタイル冥王星セミスクエア。


まぁ普通に以前から好きなんですが、
ホロスコープで見てみると、この方もとても火が強い!


射手座の最初の方は、
「汝、戦う力を思い出せ」と自分を奮い起こす場所なんですが、
彼女はまさに、
歌うことによって自らを鼓舞し、見ている者のギアを上げ、
多くの人の心に火をつけることができるんでしょう。


例えば『喧嘩上等』って曲のライブ映像では、
途中からバック映像が一面の炎に変わって、
メラリメラリと音を立てて燃え上がるなか独白した後、
歌いあげていくシーンがあるんですが、
それ見てると、「ああなんかもう言葉イラネ」って思います。


で、その後しばらくは、
火のエレメントがどうだとか、
本でチンケに勉強してるくらいなら、
椎名林檎のライブに行くかライブDVD見るかした方が、
ずーっとタメになるぜ!!なんて吹いて回ってしまったり。笑


という訳で、
「自分を奮い起こし、ギアをあげたくなったら椎名林檎。」
これ鉄板です。


『喧嘩上等』

*1:宇宙そして人間を構成する「火・土・風・水」の4つの根源要素の一つ。中でも火のエレメントは、非日常性を表し、そばにいる人や場の空気に活力を供給し、元気にしていく役割を担う。