日記

自我崩壊

きのうの朝、はなまるマーケットに10分ほど生出演して、 いつの間にか「癒し系占い師」とか紹介されつつ、 占い(?)的なことをしてきたんですが。 夜、 夢の中で裸の女性が寝ていて、 憐憫の感情を抱いて近づくと、 突然こちらを向いて 「おあぁぁぁぁぁ…

7室の海王星

を非常に感じるここ1ヶ月だった。 (自分のネイタルの海王星は7室にあるのです) 自分の出生図の中でまだまだ、 理解していないポイントはあって、 その一つが7室(つまり「社会」との接点)にある射手座の海王星だった。 一般的な教科書には、 よく7室…

共感覚世界の誘惑

■視覚障害者のための舌で「見る」装置 BrainPort はたしてそんなもので本当に「見える」のかということですが、 実際に使ってみれば15分以内には情報が理解できるようになるそう。 同社Aimee Arnoldussen氏いわく 「自転車の練習と変わらない学習です。 最初…

否定の否定

アントワーヌ・フェーヴル『エゾテリスム思想―西洋隠秘学の系譜』より。 現代占星術の最も目につく側面は、 単純化した予言、平俗な現世利益、星座第一主義であるが、 それにも関わらず占星術はやはり、 人々の欲求に―人びとがそれをどの程度意識しているか…

耳に痛い言葉でも、思わず聞いてみたくなる相手っているよね。

昔読んだ「朗読者」っていう小説が、最近映画になっていた。 「愛を読む人」という、相変わらずのタイトルの付けられ方*1に辟易しつつ、予告編をしっかりチェック。そしたら、ちょっと前に流行った「初恋からの手紙」とコラボしていたので、やってみたらけっ…

発明は必要の母

占星術の歴史6000年、人間の一生たかが百年。おとなしくしていれば、それだけで殺される。常に異端であろうとしない者は、伝統に関わっては生きていけない。でもたいていの人は、現状の生活に満足してイノベーションの必要に気が付かないものだし、イノベー…

織物の譬え

最近読んでいる『現代の神秘学』(角川書店、高橋巌)という本に、大正時代の新興宗教・大本教の出口王仁三郎が宗教のことを織物に譬えていたという話が載っていた。彼は宗教家であると同時に、大変な歌人でもあったから、 綾機(あやはた)の緯糸こそは苦し…

疎開先としての京都

先週の土曜から4日ほど、占いの仕事も兼ねて、新型インフルエンザの発症どまんなかの京都へ行ってきました。もちろん、マスクなんか着けていきませんとも。高速バスで6時前に京都へ着いた足で、電車を乗り継いで一路鞍馬へ。 鞍馬寺が祭る魔王尊は、今から…

隣人とは誰か?

昨日渋谷で、 Blogや本や知人の紹介などでつながった、 20代のメンバー5人で飲み会をした。 「エメラルド・タブレット*1について」 「今この時代でサバイブするということ」 「ロールモデルあるいは注目すべき人*2について」 「言霊について、名前の法則」 …

「人間関係」小考

多くの人は、月が一方的に地球のまわりを公転しているものと、 なんとなく思っているけど、少し調べてみれば、 かつてそうだったことなんて一度もないことが分かる。 地球は決して静止している訳ではなく、 地球もまた月のまわりをめぐっている。 実際には、…

「遭難フリーター」の顔

昨日は渋谷でもろもろ打。のち、某占い師に誘われて、 夜から渋谷のユーロスペースに映画『遭難フリーター』と、 監督の岩淵弘樹と作家・雨宮処凛のトークライブに行ってきた。 内容は、監督である岩淵弘樹自身の派遣労働者としてのリアルライフ。 全編市販…

archaic smile

想いを言葉にすることで わたしはその想いから隔てられ 想いは元の想いではなくなってしまう 時間について語らないとき 私はそれを知っているにもかかわらず 語ろうとすると 途端に知らない何かになってしまうように 美しいと言えば 美しさに呪縛され そこに…

「脱-幻想」的態度

いちおうこのブログのテーマは、 「脱-幻想」ということなので、 そのことについて少し触れておきたい。 自分の中での定義づけとしては、 この「脱-幻想」的な態度というのは、 世界を幻想として切り捨てて「あの世への帰還」への 熱望的な気分を表明するも…

「ありのまま」って何だ?

季節が巡れば、おのずと桜のつぼみはふくらみ、 春爛漫の華やかなときを迎える。 先週、カードをひいたら 「自然の流れに任せて/ありのままの自分で」 と出たのだけれど、そのことさえも忘れて過ごしている内に、 ひとつふたつと、カードの内容を考えさせる…

偶然と本質

「人よ、本質的なものとなれ。 なぜならば、 世界が消滅するとき偶然は滅び、 本質的なものだけが生き続けるからだ。」(『シレジウス瞑想詩集』より抜粋) 世界の消滅とは、 人間の生にとっては「死」であり、 日々の生活においては一日の終わりに訪れる「…

「脱幻惑」と「軽薄さを生きること」は両立するか?

最近勤めていた会社を辞め、 ハローワークに失業保険の申請をしにいく以外は、 友人の会社を手伝ったり、占いの勉強をしたり、 たまに知人と飲みに行ったりするような日々が続いている。 これまでにない解放感と、たまらない不安との間で揺れることもあるが…